
WFPを支援する公共広告に掲載されている画像。© AC(公共広告機構)

地球のハラペコを救え—
WFP 国連世界食糧計画
WFP 国連世界食糧計画
Text Rie Nakajima
飢餓撲滅を目指す、世界最大の人道支援機関
現在、世界には全人口に必要な食糧が存在しているのにもかかわらず、全人口の7人に1人、10億人近い人々が日々の飢えに苦しんでいる。そのうち3億5千万人以上が子どもたちであり、5歳未満の子どもが6秒に1人、飢えによって命を落としている計算だ。この現状に立ち向かうため、1963年、国連唯一の食糧支援機関として発足したのが、WFP 国連世界食糧計画である。
今日、WFPは世界最貧層の10億人以上に食糧を提供した実績を持つ世界最大の人道支援機関として成長を遂げた。その背景には、約1万人の職員のうち90%以上が途上国での活動に従事する「人の手による援助」を続け、自然災害や紛争地域への緊急食糧援助に留まらず、将来を見据えた独自のプログラムに基づく効果的な支援活動を行ってきたことがあげられる。今や世界にとってなくてはならない存在となった、WFPの活動の一部を紹介する。
今日、WFPは世界最貧層の10億人以上に食糧を提供した実績を持つ世界最大の人道支援機関として成長を遂げた。その背景には、約1万人の職員のうち90%以上が途上国での活動に従事する「人の手による援助」を続け、自然災害や紛争地域への緊急食糧援助に留まらず、将来を見据えた独自のプログラムに基づく効果的な支援活動を行ってきたことがあげられる。今や世界にとってなくてはならない存在となった、WFPの活動の一部を紹介する。