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JAとっとり西部の白ねぎ
Photo Masahiro Goda Text Nile’s NILE
鳥取県中・西部、かつて伯耆国(ほうきのくに)と呼ばれたこの地域では、大山の自然の力を享受し、多彩なおいしいものを産している。うまい食材を求めて旅に出た。
昭和初期から県西部の弓浜(きゅうひん)半島の砂丘地帯で栽培が始まった白ねぎ。今では県下全域で栽培が盛んだ。鳥取県産の白ねぎの特徴は、20品種ほどを使い分けて周年栽培していること。約1年かかる春ねぎ、6~7カ月と最短でできる夏ねぎ、8~11カ月育てる秋・冬ねぎと、時期に合った品種を選定し、1年を通してリレー出荷をしている。加えて、近年は栽培技術が発展したため、水田地区や中山間地でも栽培が可能だ。砂地、水田部、中山間部という場所でのリレー出荷でも、“周年"を実現している。大山を望む、有機質が多い黒ぼく土壌でも白ねぎの栽培が盛んである。また、白ねぎは手がかかる作物だ。植え付け後、出荷するまでには4、5回は周囲の土をかぶせて、白い部分を長くしていく。季節によって施肥も変えるし、一本一本手で抜いて収穫する。特に春ねぎは、1年かけて栽培するため、旨みが凝縮されるうえ、葉中に蓄えられた粘液の“ヌル"が多くてみずみずしい。県内一の生産地である西部の白ねぎは4~5割が2Lサイズと大きく、美味なのだ。
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