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金寶冨貴の聖地 竹生島
写真・トニータニウチ 文・千葉潤子
神社・寺院で手を合わせる時、心に「財運」の2文字が浮かぶ人は多いだろう。その財運をもたらすとされるのが弁才天。古代インドの水の神サラスヴァティーをルーツとし、神仏習合の流れの中で日本人の心に“降臨”した女神である。財運に恵まれるためには、まず弁才天を参詣し、心を清めるのが順序というもの。「金寶冨貴の聖地」とも言われる、琵琶湖に浮かぶ小さな島・竹生島に向かった。
近江の竹生島(ちくぶしま)は相模の江の島、安芸の厳島と並んで「日本三弁才天」と称される。いずれも水辺の地。弁才天にはもともと、サラスヴァティーに由来する水の神という性格があるので、水に深い関係のある場所に祀(まつ)られることが多いのだ。
 仏教が広まった平安時代、川や湖、海などにまつわる土地の守り神が、神仏習合によって弁天社に祀られるようになったという。さらに時代が下がって江戸時代も半ばになると、弁才天は七福神の一員として宝船に乗り、財宝神としての性格を強めていく。「弁財天」の文字が当てられるようになったのはこの頃だ。
 では、竹生島ではどのようにして弁才天信仰が形成されたのか。その内奥(ないおう)を見ようと、船に乗り込んだ。
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