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金融コラム 田嶋智太郎 経済アナリスト
資金流入の増加が続く米国型ファンドに注目!
近年、証券会社や銀行などを通じて販売される公募投資信託(ファンド)への資金流入が増加し続けている。投資信託協会のデータによると、2014年末の純資産残高は93兆5000億円余りと、前年末比で15%増加し、年末ベースで2年連続して過去最高を更新した。中でも、海外の株式や不動産投資信託(REIT)に投資するファンドへの資金流入が目立っており、特に人気が高いのは米国を投資先とするファンドである。
 振り返れば「円高是正」を旗印の一つに掲げた「アベノミクス」がスタートしたのは2012年12月のことである。それから2年余りの間にドル/円は約40円、率にして約50%上昇した。同じ期間に米国の代表的な株式指標である、ダウ工業株30種平均指数(NYダウ平均)は、約5200ドル、率にして約40%上昇している。つまり、日本の投資家が手持ちの円をドルに換え、その資金でNYダウ平均をシンプルに購入していたとするならば、その後のドルの値上がりとNYダウ平均の値上がりによって、ダブルの利益を手に入れることができたということになる。その結果は、2年余りで約2倍だ。
 具体例に置き換えてみよう。三井住友トラスト・アセットマネジメントが設定・運用する「SMTAMダウ・ジョーンズ インデックスファンド」は、NYダウ平均に採用されている米国の主要な株式30銘柄への投資を行い、NYダウ平均と連動する投資成果を目指して運用を行うファンドで、原則として為替ヘッジ(為替変動リスクを低減する手法)を行わないため、ドルの値上がりとNYダウ平均の値上がりをダブルで狙える。このファンドの基準価額は、2年余りで1万5000円前後から3万円前後にまで値上がりした。
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