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時代を読む――原田武夫 第50回
うつ病のトランプ米政権と我が国
以前、このコラムでこんなことを書いた。「トランプ大統領を選んだ今のアメリカは、言ってみれば大男がうつ病にかかっているようなものだ。こちらが絶好調だというとすぐに殴りかかって来る。それでいてうつ病であり、ますます内向きになっていくのが厄介だ」
 すると今度は「それではそんな“うつ病の大男"のようにますますなっていくトランプ大統領率いるアメリカと我が国はどう付き合えば良いのか」といった質問を読者の方々からいただいた。そこで今回はこの点について私の考え方を書いていきたいと思う。
 実はこのコラムを書く直前に、東京の某国大使館でナンバー2を務める人物と意見交換する機会があった。美しい青空と都心随一のスカイスクレーパーたち、そして美しい皇居を一望する素敵な和食レストランで舌鼓を打ちながら、この人物はやおらこう言ってきたのだ。
「先日、東京にあるとある財団で米有力経済紙の編集長による講演会がありました。これからの日米関係についてだったのですが、トランプ米政権が今後、『やはり在日米軍を撤退させたい』と言ってきたならば、どうすれば良いかと聴衆が質問したのです。するとこの編集長氏はこう答えたのです。『非常に良い質問です。ニッポンもやはりプランBを考えておくべきなのです。アメリカは確かに同盟にとってシニアパートナーです。その代わりはニッポンの周辺に存在しません。発想を変えるべきです。ニッポン自身が東アジアや東南アジアの諸国にとってのシニアパートナーになることを考えるべきです』。正直、大変びっくりしました。ハラダさんどう思いますか?」











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