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時代を読む――原田武夫 第51回
「朝鮮有事」騒動と「戦後総決算」
この原稿を書く直前に米国のトランプ政権が「とんでもない手段」に打って出た。シリアのアサド政権が化学兵器「サリン」を無垢(むく)な市民に対して行使したとして、いきなりトマホーク型ミサイル59発(時価約50億ドル相当!)を撃ち放したのである。「トランプはうるさい奴だが、所詮(しょせん)、口だけの男だ。ビジネスマンでもあり、交渉の結果、妥協をするのは得意であろうから、武力に訴えるはずがない」
 そう、心のどこかで考えていた世界の人々は、文字どおり度肝を抜かれた感が強い。もっとも公開情報分析の専門家たちの間では「事前にロシアと米国が空爆目標について内々で協議を行っている」との情報が伝えられていたので、私自身は「やはりそう来たか」という思いがしている。もっと言うならばマーケットにおける定量分析という観点からも、「2017年4月7日から商品(コモディティー)マーケットが全面高になる」という分析に何を隠そう、今年に入って早々から接していたのである。
 したがって「あらかじめ語られていたタイミングに、あらかじめ想定されていた出来事が、後から考えると、さもありなんという出来事を理由に生じた」というのが正直なところなのだ。
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