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Courtesy Cheim and Read, New York © 2009 Eggleston Artistic Trust, Memphis
William Eggleston :
Paris-Kyoto
日常に潜む〝美〟を再認識する、
ウィリアム・エグルストンの日本初個展
デジタルカメラの技術的な進化により、私的なヴィジュアルアーカイヴを残す手段として、より身近に活用されている写真。そんな写真、なかでもカラー写真を〝芸術的表現の域にまで高めた先駆者〟と評される男がいる。その名もウィリアム・エグルストン。齢70歳を超えた今もなお現役として腕をふるう、アメリカを代表する写真家の1人だ。
 ウィリアム・エグルストンが、一躍脚光を浴びたのは1976年。MoMA初のカラー写真家による個展の作家に大抜擢されたのである。「William Eggleston's Guide」と銘打たれた同展では、アメリカ南部の日常的な光景を、豊かな色彩で写し出した作品を展示。モノクロが主体の当時のアート写真界において、退色の起こるカラープリントがアートとなり得るのか、多くの物議をかもすことになる。これを機にエグルストンは注目を集め、その後の「ニューカラー」ムーブメントの先駆者としてシーンを牽引。現在にいたるまで常に第一線で活躍している。
 カルティエ現代美術財団が主催する「ウィリアム エグルストン:パリー京都」では、円熟味の増した近年の2つのシリーズ「パリ」と「京都」を中心に構成。さらに初期の代表作やドローイング作品も加わり、色彩の詩人と謳われるエグルストンの世界観を存分に堪能できる、充実のラインナップとなっている。
 日常に潜む見落としがちな美しさを見事に捉えたエグルストンの作品を前に、あなたの知的好奇心を刺激してほしい。

「ウィリアム エグルストン:パリ-京都」
会期:開催中~8月22日(日)
入館料:一般1,000円、大高生700円、小中生500円
会場:原美術館 東京都品川区北品川4-7-25
TEL03-3445-0651(代表)
http://www.haramuseum.or.jp
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