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「神秘域」では、古来より気配としてのみ現れる“神”が、今日の日本にあっても確実に存在することを体感できるだろう(※写真は、一昨年「ヨコハマトリエンナーレ」で上演された時のもの)。
野村萬斎×杉本博司
三番叟公演
「神秘域 その弐」
©小田原文化財団
伝統芸能と現代美術の一夜限りの共演
厳密なコンセプトと哲学に基づく作品で、世界中で活躍する現代美術作家・杉本博司氏と、現代を代表する狂言師・野村萬斎氏が渋谷区文化総合センターにて、一夜限りの三番叟公演「神秘域(かみひそみいき)その弐」を4月26日(金)に上演する。
 本公演は、3月28日(木)、29日(金)にニューヨークにて公演される「SANBASO, divine dance -Mansai Nomura+ Hiroshi Sugimoto」の日本凱旋公演となる。ニューヨークでは現代美術の象徴ともいえるグッゲンハイム美術館の壮大なる空間の中、日本の最も古い祝祷芸能のひとつである「三番叟」を現代美術作家・杉本博司氏の手により再構築。時代とジャンルを超えた伝統芸能と現代美術の共演により、日本の伝統芸能の新たな表現を試みる公演だ。日本での公演では渋谷区文化総合センターのさくらホールを、現代美術の依代空間に置き換える。
 三番叟は日本の伝統芸能の中でも、最も古い形式を留める古曲であり、その源は天照大神の天岩戸伝説の頃まで遡ると言われている。この舞いは、神が降霊する様を現したものであり、神事として最も重い曲として扱われる。三番叟の舞は五穀豊穣を寿ぐといわれ、その舞や足拍子、種まきを思わせる所作から豊作祈願の意図がうかがえる。
 今回の公演では、杉本氏の作品「Lightning Fields(放電場)」の幔幕や杉本氏の作品をあしらった直垂(装束)など、杉本氏の作品が、神霊が依り憑くといわれる“依代"となる。
 ぜひ、杉本氏と野村氏が誘う一夜限りの神の空間を、体感してみてはいかがだろうか。

●野村萬斎×杉本博司・三番叟公演『神秘域(かみひそみいき)その弐』
公演日時:4月26日(金)19:00開演(18:30開場)
公演場所:渋谷区文化総合センター大和田 4階 さくらホール
東京都渋谷区桜丘町23-21 http://WWW.shibu-cul.jp
料金:A席8,000円 / B席6,500円
チケット販売:2月9日(土) チケットぴあ TEL0570-02-9999(Pコード426-591) http://t.pia.jp
問い合わせ:公益財団法人小田原文化財団
TEL03-3473-5235  http://www.odawara-af.com
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