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(左)荒木十畝《四季花鳥》1917(大正6)年 絹本・彩色 山種美術館 (右)奥村土牛《吉野》1977(昭和52)年 紙本・彩色 山種美術館
花の絵画で美術館が
満開!
4月6日(土)から特別展「百花繚乱―花言葉・花図鑑―」始まる
日本各地で例年より早い桜の開花を迎えた2013年春。鳥が歌い、花々が色とりどりに咲き誇る春は、我々の五感を楽しませてくれる。山種美術館では、この季節に合わせ花の絵画で美術館を満開にする特別展「百花繚乱―花言葉・花図鑑―」を、4月6日(土)から開催する。
 四季をめぐる日本の風土の中で、花は季節を示す重要な要素。とりわけ物語絵や風俗画には、春夏秋冬の草花を愛でる人物や、日々の生活の営みとともに描かれる豊かな花の表現がみられる。一方、花鳥画や草花図には、本来異なる季節に咲く花々を一つの画面や対の画面に同時に描く趣向の作品が少なくない。中国から伝来した花鳥画あるいは草花図に、日本の自然の風景や植物を織り込みながら、季節の草花や鳥を一つの情景として捉える様式も形成された。
 本展では、屏風に種々の草花を自然景として配した江戸琳派の鈴木其一や、明治以降、近世の花鳥画や草花図に内在する美意識を踏襲しながらも、斬新な構図や色彩など近代的な感覚を取り入れた速水御舟の作品など、時代ごとにさまざまな花の表現をみることができる。今も昔も日本人に内在する、季節の草花への関心と、それを造形化しようとする意識。満開に咲き誇る作品の数々を愛でに、お花見気分で美術館へ足を運んではいかがだろう。

●特別展 百花繚乱―花言葉・花図鑑―
開催期間:4月6日(土)~6月2日(日)
開催場所:山種美術館 東京都渋谷区広尾 3-12-36
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
閉館日:月曜(ただし4月29・30日、 5月6日は開館)、5月7日(火)
ハローダイヤル03-5777-8600
http://www.yamatane-museum.jp/
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