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アンスティチュ・フランセ東京 教務部長 Sidonie Lacome(シドニー・ラコム) フランス・オーセール(ブルゴーニュ地方)生まれ。カナダ、メキシコ、ブラジルなどで、主に語学や文化交流の分野でプロジェクトマネジメントのキャリアを積み、2014年にアンスティチュ・フランセ東京でフランス語講座全般を管轄する教務部長に就任。
アンスティチュ・フランセ東京の本館入り口前には、パリの町角に立つような本屋「欧明社リヴ・ゴーシュ店」がある。ほかにもカフェやレストラン「ラ・ブラスリー」、庭のテラス、図書室、教室とあちこちからフランスの薫りがする。同校には毎学期約2000人が登録しており、熱心に学ぶ人たちであふれている。 http://www.institutfrancais.jp/tokyo/
パリのエスプリが流れる町
Photo TONY TANIUCH
Text Junko Chiba
 神楽坂とパリの間には「風の通い路」がある。その風戸を開いたものの一つが、1952年に誕生した東京日仏学院、現在のアンスティチュ・フランセ東京だ。フランス大使館の文化部と直結する政府公式機関としてのミッションは、フランス語講座を開講することだけに留まらない。アート、映画、音楽、舞台芸術、展覧会、講演会など、多彩な文化イベントを通して、フランス文化の「今」を発信する拠点でもある。 外堀通りから少し入った高台に立つここは、かつて相馬男爵が所有していた土地。急勾配の逢坂(おうさか)を上ると、突如視界が開け、L字形の白いモダンな建物が現れる。青いキノコのような柱と、二重螺旋(らせん)構造の塔が目を引くこの建物は、ル・コルビュジエ門下の建築家・坂倉準三が手掛けたもの。まさに「フランスのエスプリがちりばめられた空間」である。
 フランス外務・国際開発省に所属するシドニー・ラコム氏が、アンスティチュ・フランセの教務部長に就任したのは昨年8月のこと。暮らし初めてすぐ「幼い頃に住んだパリと雰囲気が似ている」と感じたという。
 「一つは暮らしの利便性ですね。食事や買い物、観劇、あるいは息子を公園で遊ばせるなど、日常行動の全てが神楽坂周辺で完結するところはパリと同じ。もちろん、石畳の小路や小さなショップの連なる町並みが醸す風情とか、外国人が当たり前に町に溶け込んでいるインターナショナルな雰囲気もパリに通じるものがあります。特にフランス人は多いですね。以前は東京国際フランス学園(現在は北区に移転)があったし、当館の対岸にある暁星や白百合はフランス語教育に力を入れている学校。またフランス語圏の国の大使館もいくつかあり、神楽坂にはフランス語がよく聞こえてくる町という側面もあります。
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