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河鍋暁斎《大和美人図屏風》
1884~1885(明治17~18)年 京都国立博物館寄託
※前期のみ展示暁斎が晩年、弟子のコンドルのために描き、贈った作品。右の女性は江戸時代初期の髪型・着こなし。着物は複数の柄の他、笙、琵琶、太鼓なども細密に描く。背後の屏風は四季農耕図。見れば見るほど、細部描写の粋を発見できる。
性も死も一刻の夢
Eros & Thanatos
Text Izumi Shibata
正統派なのに、どこかヘン。異端なのにアカデミック。笑える内容なのに超絶に緻密―うまく説明できない、しかし強烈な魅力を宿しているのが河鍋暁斎の作品だ。彼はどのような時代に暮らし、何を見据えていたのか? 

特異な時代を生きた特異な絵師、河鍋暁斎の人生と作品を追う。
 幕末から明治の前半にかけて活躍した絵師、河鍋暁斎(かわなべきょうさい)。59年の生涯をエネルギッシュに生き抜き、質、量ともに傑出した仕事を残した。
 現在、三菱一号館美術館で開催されている展覧会「画鬼・暁斎―KYOSAI」は、暁斎の幅広い画業全体を捉え直すまたとない機会だ。近年の研究成果と、まさに三菱一号館を設計したジョサイア・コンドル―彼は暁斎の晩年の8年間にわたり弟子入りして画業を学んだ、暁斎最大の理解者の一人である―の目を通した暁斎像を重ねることで、暁斎の生きた時代、彼の残した作品の豊かさと特異さが浮き彫りにされている。ここでは改めて暁斎の活躍した幕末明治という時代、とりわけこの時期に絵師として生きるとはどういうことなのか、そしてこの時代、暁斎は何をエネルギーの源泉として生きたのかに迫りたい。
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