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ルカス・クラーナハ(父) ≪メランコリーの寓意≫ 個人蔵 Ⓒ2016 Christie’s Image, London/Scala, Florence
ルカス・クラーナハの
エロスとタナトス
Photo Masahiro Goda
Text Atsushi Shinfuji
ドイツ・ルネサンスを代表する画家、ルカス・クラーナハ(父)。
ザクセン選帝侯に仕える宮廷画家として地位を築いた一方、自ら大工房を経営し、マルティン・ルターの盟友として宗教改革に貢献した、激動の時代を生きた画家である。
後年にはパブロ・ピカソらにも多大な影響を与えた、16世紀で最も魅力的な画家の一人、クラーナハの大回顧展が、日本で初めて開催される。蠱惑(こわく)的な裸婦像でも人々を魅了したクラーナハの謎に包まれた軌跡が、ついに我々の前に明かされる。
華奢(きゃしゃ)な曲線をなす身体、つるりとした冷たい質感の肌、そっと挑発するような視線――。クラーナハという画家が描いた、そんな醒(さ)めた誘惑を放つ女たちの絵を、あなたもどこかで見かけたことがないだろうか。
 ルカス・クラーナハ(父、1472~1553年)は、この展覧会が開催されている2017年からちょうど500年前、1517年にマルティン・ルターによって開始された宗教改革の時代を生きたドイツの画家である。


クラーナハ展―500年後の誘惑
ドイツ・ルネサンスを代表する画家、ルカス・クラーナハの大回顧展が日本で初めて開催される。
その特異なエロチシズムで女性を描くクラーナハの作品を、
ウィーン美術史美術館を中心に、世界10カ国以上から集めた約120点もの作品で紹介する。

会期:10月15日(土)~ 2017年1月15日(日)
会場:国立西洋美術館(東京・上野)
●クラーナハ展 www.tbs.co.jp/vienna2016
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