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(左)十二代西村總左衞門《孔雀図》1900-1910年 京都国立近代美術館蔵 絹糸、刺繍、屏風 撮影:木村羊一(右)《フューシャ クリップ》1968年頃 ヴァン クリーフ&アーペル コレクション Patrick Gries © Van Cleef & Arpels
ヴァン クリーフ&アーペルと日本の工芸の展覧会が開催
職人の技術と文化の対比
ヴァン クリーフ&アーペルのハイジュエリーと日本の工芸を対比し、日仏の熟練技術の粋を紹介する「技を極める―ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸」が京都国立近代美術館で8月6日まで開催している。本展では、さまざまな素材を組み合わせ、技を極めた超絶技巧ともいえるハイジュエリー約270点と、日本の工芸作品である超絶技巧の七宝や陶芸、漆芸、金工など約70点を比べながら鑑賞できる。
 ヴァン クリーフ&アーペルはハイジュエリーを中心とした展覧会を世界各国で開催しており、今年は京都がその舞台となった。1200年以上前から明治維新まで天皇の鎮座する都として、文化の中心であり、衣食住に関連した最高級の品々が生み出されてきた場所だ。たとえば金襴を豊富に用いた装束や、漆に金で絵画的表現を施した蒔絵、さらには陶芸や金属工芸など。京都にはこうした高い技術を持った職人が大勢集まっていて、その技と心意気がある。パリのヴァンドーム広場で創業したヴァン クリーフ&アーペルがそんな京都で展覧会を開催することを決めたのも納得できる。
 ヴァン クリーフ&アーペルのハイジュエリーを作り出す人々はまさに日本でいうところの重要無形文化財保持者、いわゆる人間国宝ともいえる職人であり、日本においては芸術作品として扱われる工芸品と同様、同メゾンのハイジュエリーも優れた技術によって作られた珠玉のものということになる。
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