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外苑東通りから六本木5丁目、東京タワーを望む。昔からディスコやクラブや飲食店がひしめくロアビルが40年以上、六本木のランドマークとして立つ。この辺りは、24時間営業の店も多く一晩中にぎわう。
Unexplored Roppongi
Photo Masahiro Goda Text Nile’s NILE
六本木ヒルズや東京ミッドタウンの開発で、六本木の風景はずいぶんと変化した。あると思っていたラーメン屋やバーがどこともなく消え、ハードボイルド作家たちが好んで書いた戦後の雰囲気を漂わせていた建物や路地裏は、複合ビルに取って変わられた。
六本木はどこへ向かっていくのだろうか、と六本木交差点から東京タワーに目をやると、バブル全盛期のように絢爛華麗な風景が広がっていた。一歩足を踏み入れると、マハラジャの復活や新しいクラブ、ディスコの出現、六本木キュイジーヌの若い旗手たちの台頭など、六本木の底力となっていた、カオスはいまだ健在なのだ。
バブル全盛期―それは六本木が最もキラキラしていた時代だろう。1980年代後半から90年代前半にかけて六本木の街は、若者であふれ返り、「毎日がクリスマスみたいだった」と語り継がれるほど、ものすごい熱気と活気だった。そして、このきらびやかな六本木の象徴だったのがディスコである。
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