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高橋修司(たかはし・しゅうじ)
セイコーウオッチ代表取締役社長兼COO兼CMO1957年東京生まれ。早大理工学部卒業後、80年服部時計店(現セイコーHD)入社。2017年4月より現職。会長兼CEOに就任した服部真二氏とともに、二人三脚の「タンデム経営」でセイコーのブランド価値の向上を推進中。「現在世界の主要都市で約80店舗展開するセイコーブティックを、2018年度中に100店舗に。東京オリンピックは、グローバル戦略を花開かせる大きなチャンス。デジタルマーケティングも加速させます」

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日本のラグジュアリー、世界へ。 セイコーウオッチ
日本ならではのものづくりのこだわりと美意識を詰め込んだ腕時計「グランドセイコー」今春から独立ブランドとなり、セイコーのグローバルブランド戦略の核として、国内外で評価を高めている。セイコーウオッチ社長に就任した高橋修司氏に、日本のラグジュアリーに懸ける意気込みを聞く。
「ラグジュアリーにとって、最も大切なのは個性だと思います」
 そう語るのは、今年4月1日にセイコーウオッチ代表取締役社長に就任した高橋修司氏である。
 「ラグジュアリーマーケットこそ個性の塊。マスマーケットはトレンドに左右されがちですが、ラグジュアリーブランドはアイデンティティーや独自の世界観こそが重要です」
 今春、グランドセイコー(以下GS)をグローバルブランド戦略の要として独立させた。
 「GSには1960年以来の伝統がありますが、従来からセイコーの中でもデザイン、製造ラインなど全て、別ブランドとして扱ってきました。すでに国内、アジアでは高級流通で確かなポジションを築いてきましたが、2010年から欧米の専門店やブティックでの展開を強化したところ、愛好家や富裕層の注目を集め、SNSなどでスイスの高級ブランドをしのぐ実力という評価まで発信してもらっている。GSの独立は、まさに機が熟したと考えています」 今、欧米では日本の伝統、文化、工芸などに対する注目度が上がり、その追い風も感じている。
 「控えめなデザインが東洋的だとか、ケースの研磨、インデックスや針の光沢など、細部に宿る美意識にスイス時計とは異なる価値を見いだしていただけた。欧米のラグジュアリー市場での成功は並大抵のことではありませんが、チャレンジしたい」
 日本発のラグジュアリーが世界を魅了する日は、そこまできている。
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