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右からご主人の野呂太一さん、百合子さん、長男の僚一さん、僚一さんの大学の同級生でアルバイトの未来さん。アルバイトも僚一さんの同級生や後輩が交代で来てくれている。

●レストラン 乃呂
大阪市中央区東心斎橋1-16-10
TEL06-6271-7804
営業時間11:30~14:30(L.O.) 17:00~21:00(L.O.)
水曜定休
www.ne.jp/asahi/restaurant/noro
「帰りたくなる」味 レストラン 乃呂
創業は1958(昭和33)年。当時のミナミでは、とびきりのしゃれた洋食店だった。メニューはなく、西洋料理の名門「アラスカ」で修業を積んだ初代、野呂伸一さんが、客の要望に合わせた料理をその場で作って振る舞った。それから56年。現在は、子どもの頃から家業を手伝い、父である初代の味を体にしみ込ませて育った2代目、太一さんが主だ。若い頃に東京のフランス料理店で修業した経験から、メーンの料理にオードブルやデザートを加えて、コース仕立てで提供している。
「洋食って、一番、季節感が出にくいんですよ。でも、それじゃあ面白くないから、僕の代ではなるべく季節感のあるものを出すようにしているんです。今なら、おすすめは松まつ茸たけのフライや松茸入りスープを味わうコースですね」 
 カツレツやハンバーグなど、定番のメニューは、初代から受け継いでいる。特に、店の味を決めているのが自家製のデミグラスソースだ。
「最近では、デミグラスソースを缶詰で済ます店も多いでしょう。うちくらいが、自家製にできるギリギリの規模だと思いますよ。ソース作りには、最低でも2週間かかります」
 牛骨や牛筋、シチューで使うタンやテールも一度グリルで焼いて、寸ずん胴どうに入れて煮込んでいく。ステーキを焼いた後の焼き汁や、調理中に出た野菜の不要部分も全て、フライパンかオーブンで焼いてからどんどん加える。焼いた時の焦げが、ソースに落ちて色味になる。
「野菜の青いのや魚以外は、何でも入れますね。捨てるものは何もないんです。まさに、日本人が作ったソースですわ」
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