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今も量り売りを貫く井上味噌醤油。お客は容器を持って買いに来る。この黒っぽい「御膳ねさし」は、鳴門の塩を使った徳島の伝統味噌「御膳味噌」を5年以上長期熟成させた、米糀味噌ならではの深いコクが特徴的。長期熟成させているため、現在欠品中で2年後の樽出しを予定している。
常盤味噌 井上味噌醤油
Photo TONY TANIUCHI Masahiro Goda 
Text Nile’s NILE
かつての撫養港のほど近く、この地で140年以上、昔ながらの味噌づくりをしている、井上味噌醤油。創業以来、7代にわたって、伝統の味を守り続けている。手づくりした米糀(こめこうじ)、鳴門の塩、国産の上質な原料を用い、長年使い続けてきた道具で仕込む。いまだに量り売りをしている店には、近隣の常連客はもちろん、県外からもこの店の味噌を求めて訪れる。7代目の井上雅史さんは、〝道具〞が味噌づくりの要だと考えている。
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