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コノスルの醸造責任者マティアス・リオス氏。社長兼醸造責任者のアドルフォ・フルダド氏の右腕として活躍し、「オシオ」の誕生から世界最大のピノ・ノワール生産者となったコノスルの成長を推進してきた。「日本の方とは、私たちが目指すものと共通のシンパシーを感じていま
チリのピノ・ノワールを世界へ
Photo Satoru Seki Text Rie Nakajima
2003年にチリ初のウルトラ・プレミアム・ピノ・ノワール「オシオ」を発表して世界の注目を集め、現在では世界最大のピノ・ノワールの生産量を誇るチリのワイナリー、コノスル。
急成長の中心的役割を担った醸造責任者のマティアス・リオス氏を招き、「ロテスリーレカン」でワインメーカーズランチが催された。
海流の影響で涼しく、日照もあり、ミネラル豊富な赤土という土壌。
 「チリはピノ・ノワールにとってパラダイスのような環境です」と、コノスルの醸造責任者、マティアス・リオス氏は強調する。「ニューワールドのスピリットを伝える、表現豊かで革新的なプレミアムワインを造る」というビジョンを携え、コノスルが設立されたのは1993年。その本拠地である葡萄園には、68年にチリで初めて植えられたとされるピノ・ノワールがある。そんなピノ・ノワールとの浅からぬ縁をもって始まったのが、99年、チリナンバーワンのプレミアム・ピノ・ノワール造りを目指してスタートしたコノスルの「ピノ・ノワール・プロジェクト」だ。「チリのピノ・ノワールを世界へ」という合言葉のもと、ブルゴーニュの銘醸、ドメーヌ・ジャック・プリュールのマルタン・プリュール氏がコンサルタントとして参画し、ブルゴーニュの伝統的なピノ・ノワールの栽培方法、醸造方法をコノスルにもたらした。そして4年後、ピノ・ノワールの伝統国とニューワールドの個性が融合した、チリ初のウルトラ・プレミアム・ピノ・ノワール「オシオ」が誕生。ヴィンテージを重ねるごとに世界の有名評価誌から高く評価され、コノスルはチリのピノ・ノワールの先駆者として、世界最大のピノ・ノワール生産量を誇るまでに成長した。その立役者と言えるのが、リオス氏である。
 「コノスルとは、豊かなワイン産地を擁する、南米大陸を表す〝南向きの円錐〞という意味の言葉です。
 〝nofamily trees, no dusty bottles,just quality wine(伝統もない、ヴィンテージボトルもない、あるのは品質の高いワインのみ)〞をモットーに、常に革新的な挑戦を続けてきました。ピノ・ノワール・プロジェクトの成功はその一つの結果です。私たちはイノベーション、クオリティー、サスティナビリティの三つを大切にしつつ、テロワールの個性を表現することを目指しています」「ロテスリーレカン」で行われたワインメーカーズランチでは「オシオ」の他、ミネラル豊富でバランスのいい「センティネラ ブリュット ブラン・ド・ブラン」、凝縮感のある果実味が特徴の「ソーヴィニヨン・ブラン20バレルリミテッド・エディション」、ジューシーな甘みと酸が調和した「コセチャ・ノーブレ レイト・リースリング」が登場。また「オシオ」とブルゴーニュの「シャルム・シャンベルタン」(ともに2016ヴィンテージ)のブラインドテイスティングも行われた。
 果実味が豊かでバランスのいい「オシオ」が好きと回答したゲストが多数を占め、ブルゴーニュのグランクリュと比べても多くの人を引き付ける個性的な魅力があることが分かる結果となった。
 今年で日本上陸25年を迎えたコノスル。「デリケートな味を好む日本の方に、ぜひおすすめしたい」とリオス氏は胸を張る。チリが誇るピノ・ノワールの芳醇(ほうじゅん)な味わいを堪能してもらいたい。

●スマイル TEL03-6731-2400 
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