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伝統と革新をモットーに江戸時代に活躍した絵師の作品からインスパイアされたユミカツラ・ジャパネスク「YUMI YUZEN」。葛飾北斎の「富嶽三十六景 凱風快晴」をもとに、手描き友禅に刺繍を加えたボリュームドレス。
BEYOND EAST&WEST
日本の伝統工芸技術の革新と創造を世界へ
「伝統と革新の両立」「和と洋の融合」という言葉をよく発する桂由美氏。何度となく口にしているこの言葉には、世界に誇れる日本の伝統技術や文化の継承を常に考えている氏の熱い思いが込められている。こうして桂氏は長年、日本の技術力を結集したコレクションを海外で発表することで、世界に“日本の美”を発信してきたのだ。
 その集大成ともいえるショー「BEYOND EAST&WEST ~日本の伝統工芸技術の革新と創造を世界へ~」が2月20日に、西洋建築の日本の粋を結集して建築された迎賓館赤坂離宮を舞台に特別に開催された。ショーの冒頭、桂氏はその思いをこう話した。
「40年前、ここ迎賓館赤坂離宮の内部を初めて拝見した時から、ここでのファッションショーを夢見てきました。これまで日本初のブライダルファッションデザイナーとして仕事をしてきて53年。その間に、最も心配していることが、世界一エレガントな民族衣装だと思っている着物、和装が、その機能性により廃れていく状況です。加賀友禅、西陣織、しぼり染め、日本刺繍といった和の伝統技術をファッション(洋)に取り入れることで、その伝統技術を守りたいと考え、35年程前から海外でコレクションを発表する際に、メイドインジャパンの技術力をドレスに取り入れています。そして、2012年のパリコレで『YUMI YUZEN』を発表し、以降も、尾形光琳、伊藤若冲、俵屋宗達、鈴木其一といった江戸時代の絵師の作品をこの『YUMI YUZEN』に取り入れています。2018年の1月のパリコレでは、西洋の画家に最も影響を与えた葛飾北斎をテーマに展開しました。また、北斎の影響を受けたとされているモネやゴッホの代表作品を取り上げ、ドレスに仕立て、日仏の文化交流を図っています。本日私が着ているドレスは、ゴッホのバラがモチーフなんですよ」
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