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(上)洗練された空気が流れる銀座は、いつの時代も多くの人を引き付けてきた、中央区の中でも象徴的な存在だろう。(下)暮らしを営む場所として改めて注目を集める中央区は、先端と伝統がバランスよく共存し、周囲には自然も見られる。
東京・中央区に住まうということ/三井不動産レジデンシャル

Text Rie Nakajima
日本の先端と下町情緒あふれる伝統を兼ね備えた独自の魅力を持つ中央区。その中央区が今、これまでの「遊・職」から、「遊・職・住」が充実した街として新たに注目されている。東京随一の利便性と洗練性を掌握しながら、潤いのある豊かな毎日が約束される中央区の住まいを紹介する。
東京都中央区。東京23区のほぼ中央に位置する、まさしく日本の中心だ。海外のハイブランドがこぞって出店する銀座を始め、ビジネスと江戸情緒が融合する日本橋・月島、日本の台所・築地。東京で最も先端を行く華やかさと、歴史に裏付けられた伝統と格式を併せ持つ、他にはない多様性と躍動感に満ちた魅力がここにはある。
 誰もがその吸引力を認め、仕事や歓楽のために足繁く通うエリアであるにもかかわらず、中央区に住むということには現実味を感じられないかもしれない。確かにひと昔前まで、中央区は新たに転入するには望ましいところではなかった。
 事実、中央区の住民登録人口の推移を見ると、1953年の約17万人をピークに減少し始め、1987年にはピーク時のおよそ半分となっている。しかし、バブル崩壊後の都心回帰の動きに合わせて、中央区の人口は現在まで過去10年以上、増加傾向が見られる。特に近年は、実に日本で一、二を争う人口増加率を誇っているのだ。
 背景として、中央区が持つ本来の魅力に加え、行政が住民の定住化政策に乗り出したことも大きい。住宅購入を促進するため容積率の緩和を実施したことにより、高層建築が可能になり、土地は高くても一住戸当たりの販売価格が抑えられた。さらに、30代、40代の転入を増やすために、保育料の軽減や児童手当の中学3年生までの上乗せ支給など子育てサポートを充実させた結果、2010年には23区で出生率2位の実績を記録。その一方で、高齢者施設の設置や70歳以上を対象とした年1回の劇場招待券の配布、高齢者を雇用する企業への奨励金制度の創設など高齢者支援も拡充させた。働く女性や高齢者に優しい、より便利で安心して暮らせる環境が整えられてきたと言えるだろう。
 実際に区内を歩いてみると、ビジネスマンや買い物客に加え、ベビーカーを押す夫婦やランニングをする人、散策を楽しむ高齢者など多彩な人々に出会う。面積は10・09 ㎢と23区では2番目に小さいエリアの中にJR・地下鉄が11路線走り、都営バスや区内循環バスも運行されるなど交通の便に優れ、深夜まで営業するスーパーやレストラン、文化施設などの商業施設もコンパクトにまとまっている。平日には時間をロスすることなくアフター5を楽しむことができ、週末も区外に出ることなく、日本で最先端のモノや文化に触れることができるのだ。そして、ビジネスで足早に通り過ぎるだけでなく、時間をかけて歩いてみれば、意外にも緑や公園の多いことに驚くのではないだろうか。
 かくして、中央区は「遊・職・住」が集約された街となった。さらにオリンピックの開催が決まり、中央区は選手村と会場をつなぐ中間地点として、インフラや利便性を含む開発がより活発になることだろう。中央区に住まうということのステータス、その普遍的な資産価値が、今、改めて注目されている。
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