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【上】内山博文(うちやま・ひろふみ)
リビタ常務取締役兼事業統括本部長、リノベーション住宅推進協議会会長
1968年愛知生まれ。筑波大学卒業後、大手デベロッパーを経て、都市デザインシステム(現UDS)で、コーポラティブ事業の立ち上げや不動産活用コンサルティングを手掛ける。2005年リビタを設立し、リノベーションやシェアハウスの企画・運営を通して、ライフスタイルとコミュニティーのある暮らしを提案。09年常務取締役兼事業統括本部長およびリノベーション住宅推進協議会副会長、13年会長に就任。住宅の他、印刷工場をコンバージョンした港区海岸「TABLOID」などをプロデュース。

【下】本田直之(ほんだ・なおゆき)
レバレッジコンサルティング 代表取締役社長兼CEO
1968年生まれ。明治大学商学部を卒業後、シティバンクなどの外資系企業を経てバックスグループの経営に参画し、常務取締役としてJASDAQへの上場に導く。現在は、日米のベンチャー企業への投資事業を行うと同時に、少ない労力で多くの成果を上げるためのレバレッジ・マネジメントのアドバイスを行う。著書はレバレッジシリーズを始め、25万部を超えるベストセラーとなった『面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則』など多数。

さらに仕事柄パリやミラノを訪れる機会が多い小坂氏は、こう続ける。
 「ヨーロッパでは築200年でも新しい。建物を壊さず保存するため、日本のように建築とインテリアが分業制ではなく、建築家がインテリアも手掛け、街を残しながらリノベーションする。とにかく造って壊してきたことが日本人の幸せ度の低さと関わっているかもしれない」
 R100 TOKYOの大きなテーマでもある「豊かさ」について松嶋氏は「休日に家族で市場に出掛け、家で子供と料理を作る時間」と話す。
 「市場は会話をしに行く場所。知り合いの農家と会話することが豊かさです。市場のような人との対話を楽しむ“場"や“間"が日本には少ないが、かつては、住宅街や家の中にもあったはず」
 本田氏も「昔のような物質的な豊かさではなく、現在は人とのつながりや、対話の場所といった精神的、実質的なものに豊かさを感じる人が増えつつあります」と語った。
 リビタの代表作の一つである瀬田ファーストなどの住宅やホテルを数多く手掛けてきた小坂氏は、建築的な観点から「日本の素晴らしい文化である“縁側"のような外と内を曖昧に感じられる場所にこそ豊かさがある」と言う。
 「障子や簾のように間仕切っても向こうを感じる空間、間です。間は古くから日本にあり、今こそ必要だと感じています。効率的で画一的なマンションではなく、空間に豊かさがあると住む人も豊かになるのではないでしょうか。また、日本にかつてあった“見立て"の文化のように、自分なりに工夫して空間や住み方を楽しむ。日本の文化を思い出してみると希望が持てると思います」
【上】小坂 竜(こさか・りゅう)
乃村工藝社 A.N.D.クリエイティブディレクター
1960年東京生まれ。武蔵野美術大学建築学科卒業後、乃村工藝社に入社。「マンダリン オリエンタル 東京」のメーンダイニングを始め、「新丸ビル」の環境デザイン、「LA BOUTIQUE de Joel Robuchon」「ORIENTAL HOTEL」など、国内外のホテルやレストランを中心に数多くのデザインを手掛ける。主な受賞は、JCD award(06年)、DDA award(07年)、APIDA award(11年)、Andrew Martin Design award(11・12年)など。

【下】松嶋啓介(まつしま・けいすけ)
アクセレール代表取締役社長
1977年福岡生まれ。エコール辻東京料理専門学校卒業後、渋谷の「ヴァンセーヌ」を経て97年に渡仏。フランス各地で修業を重ね、2002年にニースで「Kei’s passion(現・KEISUKE MATSUSHIMA)」をオープン。06年には外国人最年少となるフランスのミシュラン一つ星を獲得。さらに09年に神宮前にオープンした「Restaurant-I」もミシュラン一つ星を獲得。 フランス政府より日本人シェフとして初めてフランス芸術文化勲章を授与される。
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