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丸山剛郎(まるやま・たかお)
大阪大学名誉教授、丸山咬合医療クリニック所長。1964年大阪大学歯学部卒業、1968年大阪大学大学院歯学研究科修了。東京歯科大学のほか、南カリフォルニア大学やニューヨーク州立大学などの客員教授を歴任。2001年に日本咬合臨床研究所設立、2005年よりNPO法人日本咬合学会理事長就任。歯科専門書から一般書まで著書多数。テレビなど数多くのメディアにも出演し、アゴ矯正(かみ合わせ治療)の大切さを説いている。
アゴ矯正がもたらす豊かな人生
Photo Satoru Seki Text Mayumi Sakamoto
かみ合わせの重要性に着目してから40年以上。大阪大学名誉教授の丸山剛郎氏が長年の研究と1万8000人以上の臨床実績から確立した、アゴズレの治療とは。
長年の研究と臨床実績から着目
「アゴ矯正(かみ合わせ治療)は長年の研究と臨床経験から確立した全身の健康のための治療で、よく誤解されるのですが、歯並びを治す歯列矯正とは全く異なるものです」とは、丸山咬こう合ごう医療クリニックの所長を務める丸山剛郎氏。大阪大学の教授時代から、アゴズレの治療をすると不定愁訴が改善し全身が健康になることを経験。アゴの重要性に着目し、長年の研究から、全身の健康にとって望ましいアゴの位置があることを突き止めている。

 頭痛・肩こり、認知症予防も
 アゴズレを治すと、頭痛、肩こり、腰痛、手足の冷え、不眠症といった不定愁訴のほか、認知症予防にも有効であり、うつをはじめとする心の不調が解消される。また、花粉症、アトピーなどアレルギー症状の改善や、顔のくすみ、シワ、歪ゆがみが治るなどの美容効果や、脳の若返り効果も期待できるという。また、学力向上や運動能力の向上も期待でき、アスリートも通っているという。全身が健康になり気持ちも明るくなって、さまざまな好影響がもたらされる。

 アゴズレ治療でなぜ治るのか
「人間の頭部には約1キログラムの下アゴがぶら下がっており、ズレが生じやすくなっています。アゴズレによる頭や姿勢の歪みは、脳への血流を滞らせ、脳の働きを阻害して多くの悪影響を及ぼします」と丸山氏。歯科学だけでなく脳生理学的研究や解剖学の最新知識からアゴズレが脳の働きを低下させ、さまざまな不調の原因になることを解明。アゴズレを正すと、首にかかっていた負担がなくなり筋肉の硬直が解消。頸部(けいぶ) の血管に余計な圧迫がかからなくなるため、頭部の血流が改善し、脳の働きが活性化され、全身が健康になる。このことは脳科学者の澤口俊之教授とのファンクショナルMRIによる共同研究で証明されている。

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