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透明感のある純白色は独自の製陶技術の証し。上から「煌(きら)」「浄(じょう)」「拍(はく)」(各30.5㎝プレート)
和と洋が調和する美しき器 NIKKO
Text Ayuko Miura
陶磁器ブランド、ニッコーの新商品「墨の瞬(すみのとき)」シリーズ。純白のボーンチャイナに墨の濃淡が美しい。原画となった墨絵を手掛けたのは、デザイナーのコシノヒロコだ。
墨の線と飛び散る点、にじむ濃淡。一枚の皿ではあるが、その佇(たたず)まいは水墨画のようにも見える。
 この魅力的な“作品"は、陶磁器の老舗ブランド「ニッコー」と、世界的デザイナー「コシノヒロコ」とのコラボレーションによって生まれた。両者の出会いは約30年前に遡(さかのぼ)るが、5月に新発表されたのがこの「墨の瞬」シリーズ。コシノ自身が描いたさまざまな表情の墨絵を元にデザインされている。
 近年、アート活動にも精力的に取り組むコシノは「『新しい和の姿』の追求が私のデザインの大きなコンセプト。そして墨と和紙、水という自然を引き入れて表現と融和させる、独特のミニマリズムの世界には、日本文化本来の美しさがあります。食器という生活の中にアートが組み込まれることで、料理そのものの在り方が変わるかもしれません」と語る。
 ニッコーが誇るメイド・イン・ジャパンの純白のファインボーンチャイナに、和の美しさの結晶である墨が載せられた器は、まさに洋と和の美の結晶。日本人にとって馴染(なじみ)深いものでありながら、どことなく新鮮でモダンさも感じさせる。和食も洋食も受け入れ、さらに料理に奥行きを生み出すだろう。
 1908年の創業以来、100年以上に渡り世界中の人々に愛用されてきたニッコー。その理由は、時代のライフスタイルに合ったデザインと品質の提供にある。今回、そこにまた一つ新たな顔が加わった。

●ニッコーお客様センター TEL0120-13-8625
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