
リニューアルされた鬼怒川金谷ホテルには、“原点回帰”、“和モダン”といった言葉を表現する備品が至るところに点在する。このステンドグラスもその一つ。かつて、東京・六本木にあった「西洋膳所ジョン窶「カナヤ麻布」に飾られていたものだ。

老舗旅館の持つ
趣あるストーリー
鬼怒川金谷ホテル
趣あるストーリー
鬼怒川金谷ホテル
Photo Yoshitada Moro Text Tatsuya Kushima
自然と調和した和モダンが薫るしつらえ
日本最古のホテルをルーツとした鬼怒川金谷ホテルがこの春、33年の時を経て、大掛かりなリニューアルを遂げた。コンセプトは“和モダン"。そこには長い年月を誇る彼らならではのこだわりが息づいていた。
「コンセプトは祖父・ジョン金谷鮮治が愛した“渓谷の別荘"。ジョン金谷鮮治が生きていたら、どんな旅館をつくるだろう、といった発想からです。常に10年先を見て、様々な分野でチャレンジしてきた人ですからね。それを私がイメージし具現化する。祖父と孫のコラボレーションともいえますね」
この4月17日、鬼怒川の老舗旅館、鬼怒川金谷ホテルが大掛かりなリニューアルを遂げた。その陣頭指揮を執ったのが、前のページに登場していただいた3代目 金谷譲児氏。
では、氏の話に出てきた祖父・ジョン金谷鮮治氏とはいったいどんな人物だったのだろうか。
「コンセプトは祖父・ジョン金谷鮮治が愛した“渓谷の別荘"。ジョン金谷鮮治が生きていたら、どんな旅館をつくるだろう、といった発想からです。常に10年先を見て、様々な分野でチャレンジしてきた人ですからね。それを私がイメージし具現化する。祖父と孫のコラボレーションともいえますね」
この4月17日、鬼怒川の老舗旅館、鬼怒川金谷ホテルが大掛かりなリニューアルを遂げた。その陣頭指揮を執ったのが、前のページに登場していただいた3代目 金谷譲児氏。
では、氏の話に出てきた祖父・ジョン金谷鮮治氏とはいったいどんな人物だったのだろうか。