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<トマト>
サイズも色も多彩なトマト。完熟して甘くておいしいものから、硬くてコクのあるもの、調理用まで、その種類の多さには驚かされる。長崎トマトは太陽の恵みを十分に受け、ビタミンCがたっぷりあり、果肉もしっかりしている。撮影協力/おおむら夢ファーム シュシュ
<びわ>
新品種「なつたより」の3Lサイズ(65~75g)。大きくて果肉が柔らかくてジューシー、その上糖度が高いのが特徴だ。今までのビワの弱点を品種改良で克服した品種といえる。右下写真が、まだ青いビワの実。ビワは一つの枝に100個以上の花を咲かせ、これを三つに摘果する。実が色づき始めたら、袋をかけ高級品の証しである「うぶ毛」を守る。
<いちご>
1830~1843年ごろにオランダ人によって長崎に最初に持ち込まれたと伝わるイチゴ。長崎では現在、「さちのか」を主に栽培し、12月下旬から5月上旬まで出荷している。関西や関東に向けて「長崎さちのか」の名前でブランド化を図る。
<モモ>
ハウス栽培の「日川白鳳(ひかわはくほう)」。長崎ではハウス栽培の導入により、味のいいモモが栽培されるようになっている。
1600年ごろに南蛮人によって伝来したという、ばれいしょ(ジャガイモ)は、長崎では明治期から本格的に栽培がスタート。初霜が遅く、晩霜が早く終わるという恵まれた気象条件に加え、温暖な気候を生かして、春と秋の二期作を基本にし、島原半島を中心に良質なばれいしょが作られている。その生産量は北海道に次いで全国2位。また農林技術開発センター馬ば鈴薯研究室では、病気に強い新品種の開発や、出荷を早める作型の研究をして、一年を通じて良質なばれいしょができるよう行政もバックアップをしている。
 南北アンデス山系原産のトマトは、17世紀末にオランダから長崎に鑑賞用として伝えられたとされる。明治に入ると、病気に強く、果実が硬い品種へと改良され、食用の栽培が始まり、消費が拡大していった。そして今、長崎では温暖な気候を利用して、冬から春にかけて出荷できる「冬春トマト」の生産が盛んだ。果物のような甘みを追求したもの、本
来のトマトを感じる硬さとコクがあるもの、加熱するとうまみが増す調理用のもの、そしてサイズもミニ、中玉、大玉とあらゆるトマトが作ら
れている。これから「長崎トマト」に注目だ。
 海を渡って長崎に伝わった多彩な野菜や果物。ビワのように長崎の気候・地形に適し、今でも生産量トップの産物もあるが、そうでないものは、温暖な環境をうまく利用し、耕
作地が狭いからこそのさまざまな工夫で、安心・安全で良質な野菜が都市圏へ送り出されている。
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