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水産王国・長崎が誇る海の幸
(左)“赤もの”の代表ともいえる、定番高級魚のキンメダイ。ここまで色が濃いのは、新鮮な証拠だ。刺し身でも、煮つけでもおいしい。主に京都・大阪方面へ出荷される。(右上)九州地方ではよく食べられているキビナゴ。手開きで刺し身にし、円形に並べたものを九州の郷土料理としてよく見かける。対馬暖流に面している長崎でもまとまった漁獲がある。(右下)五島灘周辺が産地となっているイセエビは、全国トップクラスの漁獲高。1kgを超える大型のものも珍しくないので、刺し身で味わうのが定番だ。毎年9月には各地で祭りを開催する。
海岸線総延長4184㎞――北海道に次ぐ長い海岸線を持つ長崎県は、全国第2位の生産高を誇る“水産県"である。しかも、県の面積の4割を占める離島に加え、半島や岬が多い複雑な地形が湾や入江をいくつも形成し、対馬暖流の影響がある海は、とにかく多種多様な魚が生息している。
 また、長崎には平地が少ないことも、魚にとっては好条件だ。それは、森の土壌成分が、山から川、そして海へと流れ込み、魚のエサとなるプランクトンを増やしている。こうした複雑な地形と複雑な海流とでつくられた環境は、魚にとってかっこうの“すみか"となり、長崎の海は“お魚天国"となっているのだ。
 ここで長崎で聞いた、長崎県の人が “魚通"であるエピソードを紹介しよう。それは、「魚は刺し身で食べるのが当たり前」であるうえ、長崎の人は、近海で取れるいろいろな魚のうまさを知っている。だから、世界中から注目を集めるマグロでも“特別感"を抱くことはないそうだ。これは、ずっと昔から四季折々の新鮮な魚を食べることができたからこその、ぜいたくな話である。
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