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(左)かつては貯水湖であった池に面したチボロ・クリーク・ランチの客室棟は昔の厩舎を改造したもの。別棟にはプールもあり、スパとジムも備わっている。
(右)ビッグ・ベンド国立公園の大自然を背景に広がるチボロ・クリーク・ランチ。昔の強固な壁が今も残る。かつては、アパッチ族が草原を駆け回っていた。
Access to Luxury and Adventure
新しいテキサスの憩い
Photo Chiyoshi Sugawara Text Koko Shinoda
Special Thanks Texas State Tourism
テキサス人が、そして、米国人が郷愁を抱く、カウボーイ・ライフ。そして、大牧場主の夢。
厳しくも自由で孤高であった力強い西部カントリーライフ。
それを、今日の都会人が優雅に楽しめるようになった、贅沢な牧場リゾート。
暖かなテキサスの懐へ。
19世紀にテキサス共和国としてメキシコから独立し、間もなく米国に併合され今日に至っているテキサス州。日本の2倍以上の大きさで、牧畜産業、そしてエネルギー産業を背景に、近年ではIT・半導体産業が発展し、米国でも最も豊かな州の一つとなった。
 フォーチュン500企業が全米で最も多いのもテキサス州で、ダラス、ヒューストンの2大都市に富が集中している。こうした都市部でも、ウェスタン・スタイルのアーバン・カウボーイが闊歩しているのはテキサスならではだ。富裕な都会人の多くは、未だカウボーイ・ライフへの強い愛着を持っており、別荘として牧場(ランチ)を持つのがステータスとなっている。テキサス出身のブッシュ前大統領然り、自分のランチに小泉首相はじめ、政財界の友人を招いていた。
 ブッシュ前大統領のランチは、本宅のあるダラスの南200キロほどの所だが、こうしたランチがテキサス全土に点在している。が、大企業による牧畜産業がかつての個人の大牧場にとって代わり、個人所有のランチを維持するのは難しい時代になった。
 このため、その多くがゲストを迎えるランチに転向している。手軽にカウボーイ・ライフを体験できる観光牧場は、家族連れや外国人旅行者に人気だ。一方、ランチでゆっくり滞在するリゾート・タイプのものもある。ランチ・リゾートの多くは、牧場風情をうまく残しながら豪華リゾートなみの施設やサービスを備え、古き良き時代の牧場主の気分で贅沢な滞在ができる。観光牧場のようなアトラクションは少なく、牧場主のゲストのようにのんびりと過ごす。
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