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[Paris Journal]
ガレットを求めて出会ったパリのスパイス
ガレットを求めて出会ったパリのスパイス
現地に足を運ばずともフランスの地方の美味しい料理が食べられるのもパリの魅力。美食の都リヨンや味わい深い豚肉料理が評判のバスク、オリーブやハーブを多用した魚介が楽しめるプロフヴァンスなど、パリにいながらフランス美食の旅が楽しめます。
フランス北西部に位置し、魚介の宝庫ともいわれるブルターニュもその一つ。そば粉で作るガレットに、シードルという組み合わせが有名ですが、南部のゲランドでとれる“塩"もブルターニュの名物です。その塩を使って作られるバターも絶品で、以前ご紹介したボルディエのバターもここで作られています。今回ご紹介したいのが、そのバターをたっぷりつかって焼き上げたサブレ「ガレット・カンカレーズ」。出会いは、ブルターニュ旅行にいった友人のおみやげでした。サクっ、ほろっとしたあとに広がるバターの風味とほのかな塩味。やみつきとはこのことで、あっという間に一缶ペロリ! まだまだ食べたいこの欲求はどうしたらいいのか、と嘆いていると、パリでも買えるという朗報が。「ガレット・カンカレーズ」を手がけているのは、ブルターニュの3つ星レストラン「Les Maisons de Bricourt(レ・メゾン・ド・ブリクール)」でシェフをしていたオリヴィエ・ロランジェ氏(2008年に三ツ星を返上したことでも話題です)。現在は、ブルターニュのダイニングレストラン「Le Coquillage(ル・コキヤージュ)」で料理監督をし、その隣に併設した「Épices Roellinger(エピス・ロランジェ)」では自ら調合したスパイスを販売しています。そのエピスリーがパリのオペラ近くにもオープンし、「ガレット・カンカレーズ」も常時買えるというんです。早速「ガレット・カンカレーズ」を求めにいってみたら、店内にはびっしりとスパイスが。香辛料や胡椒をはじめオリーブオイルやバニラなど、約350種類の商品がずらりと並びます。多くの人にスパイスをもっと気軽に使って欲しいという思いがこめられたロランジェ氏のエピスリー。この量に圧倒されてしまいますが、スタッフの方に相談しながら自分だけのスパイスを見つけるのもまた一興です。もちろん、「ガレット・カンカレーズ」のお買い求めもお忘れなく(そのお隣にあるキャラメルも絶品)。
●Epices Roellinger
http://www.epices-roellinger.com
フランス北西部に位置し、魚介の宝庫ともいわれるブルターニュもその一つ。そば粉で作るガレットに、シードルという組み合わせが有名ですが、南部のゲランドでとれる“塩"もブルターニュの名物です。その塩を使って作られるバターも絶品で、以前ご紹介したボルディエのバターもここで作られています。今回ご紹介したいのが、そのバターをたっぷりつかって焼き上げたサブレ「ガレット・カンカレーズ」。出会いは、ブルターニュ旅行にいった友人のおみやげでした。サクっ、ほろっとしたあとに広がるバターの風味とほのかな塩味。やみつきとはこのことで、あっという間に一缶ペロリ! まだまだ食べたいこの欲求はどうしたらいいのか、と嘆いていると、パリでも買えるという朗報が。「ガレット・カンカレーズ」を手がけているのは、ブルターニュの3つ星レストラン「Les Maisons de Bricourt(レ・メゾン・ド・ブリクール)」でシェフをしていたオリヴィエ・ロランジェ氏(2008年に三ツ星を返上したことでも話題です)。現在は、ブルターニュのダイニングレストラン「Le Coquillage(ル・コキヤージュ)」で料理監督をし、その隣に併設した「Épices Roellinger(エピス・ロランジェ)」では自ら調合したスパイスを販売しています。そのエピスリーがパリのオペラ近くにもオープンし、「ガレット・カンカレーズ」も常時買えるというんです。早速「ガレット・カンカレーズ」を求めにいってみたら、店内にはびっしりとスパイスが。香辛料や胡椒をはじめオリーブオイルやバニラなど、約350種類の商品がずらりと並びます。多くの人にスパイスをもっと気軽に使って欲しいという思いがこめられたロランジェ氏のエピスリー。この量に圧倒されてしまいますが、スタッフの方に相談しながら自分だけのスパイスを見つけるのもまた一興です。もちろん、「ガレット・カンカレーズ」のお買い求めもお忘れなく(そのお隣にあるキャラメルも絶品)。
●Epices Roellinger
http://www.epices-roellinger.com
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