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多島美をめでる客船“ガンツウ”の旅 guntû
Text Rie Nakajima
(左)広島空港、および福山駅から発着地のベラビスタマリーナまでの車での送迎は料金に含まれる。オプションで広島空港から水陸両用機での送迎や遊覧も可能。(右)昔からシーボルトやトマス・クックなどの偉人を魅了してきた瀬戸内の多島美。航路は、世界遺産のある宮島などをめぐる西回りのほか、アートで有名な直島付近まで行く東回りの二つがあり、2泊3日、3泊4日を中心に構成。
シーボルトやトマス・クックが絶賛した瀬戸内海の多島美を堪能する和の客船「guntû(ガンツウ)」が、2017年10月17日、ついに就航を迎える。19の客室を持つ美しい船で、宝箱のような海をめぐり、島の文化に触れるオールインクルーシブの優雅な旅へ、いざ。
ドイツ人医師のシーボルトは、かつて瀬戸内海を旅した時の情景を、こうつづっている。「この内海の航海をはじめて以来、われわれは日本におけるこれまでの滞在中もっとも楽しみの多い日を送った。船が向きをかえるたびに魅するように美しい島々の眺めがあらわれ、島や岩島の間に見えかくれする日本(本州)と四国の海岸の景色は驚くばかりで……」(『江戸参府紀行』シーボルト著)
 また、世界で初めて旅行会社を設立したイギリス人のトマス・クックは、瀬戸内海について「私はイングランド、スコットランド、アイルランド、スイス、イタリアの湖という湖のほとんど全てを訪れているが、ここはそれらのどれよりも素晴らしく、それら全部の最も良いところだけとって集めて一つにしたほど美しい」(『トマス・クック物語』ピアーズ・ブレンドン著)と述べている。
 穏やかな海に無数の島々が浮かぶ瀬戸内海の多島美を、最初に見いだしたのはこうした外国人旅行者であるといっていい。ここで暮らす人々にとっては当たり前のようでいて、他に比べるもののない、宝石のような風景。この景観を、国内外のゲストが改めて体感できるよう、唯一にして新たな旅の提案が今年10月からスタートする。瀬戸内海を“漂泊"する客船「guntû(ガンツウ)」だ。
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ガンツウとは?
“せとうちに浮かぶ小さな宿”をコンセプトに10月17日に誕生するラグジュアリー客船。広島県尾道市にあるベラビスタマリーナを発着し、瀬戸内海を周遊する1泊2日から3泊4日のツアーを提供する。客室数は全19室。ザ ガンツウスイート(約90㎡)、グランドスイート(約80㎡)、テラススイート(約50㎡)、同・露天風呂付き(約50㎡)の4タイプをそろえる。室料は1室2名利用の場合で1泊40万円~100万円(税・サ込み)。船内の飲食などが基本的に料金に含まれるオールインクルーシブ。運航はせとうちクルーズが行う。
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