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新モスクから望む 首都バンダルスリブガワン
ブルネイ、
永遠に平和な国
Text Koko Shinoda
Many Thanks to Freme Travel, Brunei
ボルネオ半島の北東部にある三重県ほどの大きさのブルネイ王国。豊かな石油資源に恵まれ、日本を上回るGDPを誇る、お金持ち国だ。正式な国名「ブルネイ・ダサラーム」が、永遠に平和な国、を意味するように、政治経済の安定に加え、治安もよく、自然災害も少ない。 
 首都のバンダルスリブガワンは、南シナ海に面したブルネイ湾の奥にあり、「神の港」を意味している。こじんまりとした町で近代的ではあるが高層建築は少なく、豪壮なモスクや宮殿が目を奪う。1994年に完成した青い屋根に純金のドームがまばゆい新モスクは、総工費500億円を国王が捻出、ブルネイの富の象徴ともされている。1958年に完成した旧モスクはイタリア人建築家による設計で、上質な白い大理石と金ドームが優雅な調和をみせる。
 旧モスクの隣、ブルネイ川河畔には巨大なヤヤサン・ショッピング・モールがある。アルコール類の販売を一切禁止しているブルネイでは、ナイト・ライフがない。夜間に人影があるのはこのショピング・モールくらいだ。中でも賑わっているのが、地下のスーパーマーケットとケンタッキー・フライドチキン。夜の街角にたった一つ煌々と明るいケンタッキー・フライドチキンの店が、なぜか旅の孤独感を募らせた。
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