
岩礁の島、ドイカー島はミナミアフリカ・オットセイの生息地として知られ、シール・アイランドとも呼ばれる。母親は小さな岩礁で子を産み、出産数日後から次の子づくりを始める。赤ちゃんも3~7週間で泳ぎを覚え船の近くに泳いでくることも。

ケープ半島を巡る
Being alive with all sorts of flowers Table Mountain
ケープタウンの南。ケープ半島の先端は大西洋とインド洋が出合う岬。1488年、ここに到達したバーソロミュー・ディアスは、海の荒々しさから「嵐の岬」と名づけたが、1497年にバスコダガマがこの岬を通過しインド航路を開拓したことから、ポルトガル王マヌエル1世は「喜望峰」と呼び換えた。岬の東隣のケープポイントには海抜248mの展望台と今は使われていない灯台があり、その先の断崖中腹に現役の灯台がひっそりと立つ。