
アデコ―「雇用」を通した社会貢献
Photo TONY(P1、P4) Text Rie Nakajima

企業モットーである“better work, better life”。
社長自らが大学の客員教授に
近年、大分県にある立命館アジア太平洋大学で、常に定員超えという高い人気を集める講義がある。「職業意識とキャリア開発」をテーマに若年層の人材育成を目的とした内容であり、客員教授を務めるのは、総合人材サービス企業・アデコの会長兼社長、マーク・デュレイ氏だ。「大学2年生を中心に、企業で働くことがどういうことか、ビジネスパーソンとしてどのようなスキルが必要かということを、ビジネスマナーやその背景を含めて指導しています」と、デュレイ氏は語る。
1985年に創立したアデコは、スイスに本社を持ち、世界60カ国および地域に拠点を構える総合人材サービス企業「アデコグループ」の日本法人。国際レベルでの雇用事情にも精通している観点から、日本企業の雇用問題を踏まえた豊富なノウハウに基づく講義が人気の理由だ。講義は英語で、日本人学生と約半数の留学生を対象にディスカッションベースで進められる。
1985年に創立したアデコは、スイスに本社を持ち、世界60カ国および地域に拠点を構える総合人材サービス企業「アデコグループ」の日本法人。国際レベルでの雇用事情にも精通している観点から、日本企業の雇用問題を踏まえた豊富なノウハウに基づく講義が人気の理由だ。講義は英語で、日本人学生と約半数の留学生を対象にディスカッションベースで進められる。