
グーグル、地熱発電新技術に1,025万ドル投資
Text greenz.jp
米Googleの社会貢献部門Google.orgは、安価な再生可能エネルギーを開発するプロジェクトの一環として、地熱発電の新技術「Enhanced Geothermal Systems(EGS)」に取り組む米AltaRock Energy社など3社に、計約1,025万ドル(約11億2,800万円)を投資すると発表した。
「高温岩体発電」と呼ばれる新技術では、ポンプで送り込むことで水を熱し、発電するというもの。従来の地熱発電では発電が困難な環境下でも、地下に高温の熱源さえあれば、発電することができるのである。マサチューセッツ工科大学の報告によると、米国の地下3〜10kmにある高温岩体の2%を利用するだけで、米国が必要とする年間エネルギー利用量の2,500倍以上もの電力が得られるとのこと。もし実用化すれば、理論上は火力発電や原子力発電が不要となるのである。
「高温岩体発電」と呼ばれる新技術では、ポンプで送り込むことで水を熱し、発電するというもの。従来の地熱発電では発電が困難な環境下でも、地下に高温の熱源さえあれば、発電することができるのである。マサチューセッツ工科大学の報告によると、米国の地下3〜10kmにある高温岩体の2%を利用するだけで、米国が必要とする年間エネルギー利用量の2,500倍以上もの電力が得られるとのこと。もし実用化すれば、理論上は火力発電や原子力発電が不要となるのである。

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