
中村拓志氏による“自然を感じる”集合住宅誕生
Text Tatsu Matsuda
「Dancing trees Singing birds」
様々なメディアに登場し、新鋭建築家の中でも、特別な存在の中村拓志氏。彼が「Dancing trees Singing birds」で挑戦したアプローチは、“建築の概念”を根底から見直した価値ある試みである。それは集合住宅でありながら、一室一室が異なるテーマを基に設計され、細部にわたり中村氏の理念やアイディアが丁寧に織り込まれている富裕層向け集合住宅だ。大都会のど真ん中で、住人同士が森をシェアし、自然を身近に感じることできる「Dancing trees Singing birds」は、中村氏が考えるラグジュアリーを具現化した集合住宅である。このプロジェクトが、どのように生み出されたのかを中村氏に語ってもらった。
