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日活ロマンポルノがよみがえる
日本映画界を支えた全32作品を公開
日本で最も歴史ある映画会社として多大な功績を残してきた日活が、創立100周年を記念して特別企画「生きつづけるロマンポルノ」を上映。1971年から88年までのわずか17年間で約1100本が製作された「日活ロマンポルノ」から、蓮實重彦氏、山田宏一氏、山根貞男氏が厳選した全32作品が公開される。
 1960年代のテレビ台頭に伴い、映画界が衰退をたどる中、日活が活路を見出すために製作を開始したロマンポルノ。社会的には、安保闘争や全共闘運動を経て、高度経済成長期を迎える一方、革命に対する思いを捨て切れない若者の間で「挫折」や「シラケ」が広がりを見せていた。大手映画会社によるロマンポルノは、映画界の不振を象徴する「事件」としてセンセーションを巻き起こし、若者から支持を受けるが、反体制のシンボルでは、という指示の声が上がるなど、さまざまな話題を呼んだ。
 日活ロマンポルノは、10分に1回は絡みのシーンを作るなど、一定の条件を守れば、比較的自由に製作できたことから、若手クリエーターが低予算の中で独自の表現を模索。神代辰巳、田中登、小沼勝を始め、多くの名監督を輩出してきた。彼らがあらゆる知恵と技術で「性」に立ち向かい、女性の美しさを映し出した作品は、その完成度から国内外で高い評価を得ている。
 今回は曾根中生監督の幻の未公開作品『白昼の女狩り』、さらに観客投票で1位になった作品も上映。社会に大きな衝撃を与えた数々の作品を、ぜひ映画館のスクリーンで鑑賞して欲しい。

生きつづけるロマンポルノ公式Facebook
http://www.facebook.com/100RP
予告篇動画はコチラ>>>

日活100周年特設サイト
http://www.nikkatsu.com/100th/
売春防止法施行から20年を経ても、売春でしか生計を立てられない女性の悲哀に満ちながらも強くたくましい姿を描いた問題作。『㊙色情めす市場』(田中登監督)。©日活

日活創立100周年記念特別企画
蓮實重彦、山田宏一、山根貞男が選ぶ愛の革命
「生きつづけるロマンポルノ」(公開作品)

『濡れた唇』(神代辰巳監督)、『白い指の戯れ』(村川透監督)、『夜汽車の女』(田中登監督)、『艶説 お富与三郎』(加藤彰監督)、『㊙女郎市場』(曾根中生監督)、『一条さゆり 濡れた欲情』(神代辰巳監督)、『戦国ロック疾風の女たち』(長谷部安春監督)、『恋人たちは濡れた』(神代辰巳監督)、『濡れた荒野を走れ』(澤田幸弘監督)、『愛に濡れたわたし』(加藤彰監督)、『四畳半襖の裏張り』(神代辰巳監督)、『四畳半襖の裏張り しのび肌』(神代辰巳監督)、『㊙色情めす市場』(田中登監督)、『赤線玉の井 ぬけられます』(神代辰巳監督)、『生贄夫人』(小沼勝監督)、『実録阿部定』(田中登監督)、『わたしのSEX 白書 絶頂度』(曾根中生監督)、『「妻たちの午後は」より 官能の檻』(西村昭五郎監督)、『花芯の刺青 熟れた壷』(小沼勝監督)、『新宿乱れ街 いくまで待って』(曾根中生監督)、『さすらいの恋人 眩暈』(小沼勝監督)、『人妻集団暴行致死事件』(田中登監督)、『エロチックな関係』(長谷部安春監督)、『天使のはらわた 赤い教室』(曾根中生監督)、『赫い髪の女』(神代辰巳監督)、『おんなの細道 濡れた海峡』(武田一成監督)、『山の手夫人 性愛の日々』(小沼勝監督)、『宇能鴻一郎の浮気日記』(白井伸明監督)、『妻たちの性体験 夫の眼の前で、今…』(小沼勝監督)、『美少女プロレス 失神10 秒前』(那須博之監督)、『ラブホテル』(相米慎二監督)、『箱の中の女 処女いけにえ』(小沼勝監督)

5/12(土)よりユーロスペース他全国順次ロードショー
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