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(上)トロフィーを手に、笑顔の浜田統之氏(右端)。(左下)“BENTO”の付け合わせには自国の素材として、海苔、紫蘇、レンコンを使用。メインのヒラメのフィレには、シイタケが鱗に見えるような飾り付けが施されている。(右下)今大会からの新ルールとして、魚課題の付け合わせのうち2種類は、大会前日に用意されたマーケットで購入した食材を使用。
フランス料理のオリンピック
星野リゾート 浜田シェフが第3位
ボキューズ・ドール国際料理コンクールにて
日本初の銅メダル受賞
星野リゾート「ホテルブレストンコート」にて総料理長を務める浜田統之氏が、“フランス料理のオリンピック"と呼ばれるボキューズ・ドール国際料理コンクールにて日本代表として参戦、世界中から選ばれた24ヶ国のシェフたちと闘い、見事に銅メダルを受賞した。
 ボキューズ・ドール国際料理コンクールは、毎回与えられるテーマ食材(肉・魚)を5時間半で調理する。肉はプラッターと皿盛り、魚は皿盛りの料理を各14人分作ることが決められており、味・盛付けに加えて、国の独自性も評価基準となる。浜田シェフは課題のひとつの魚料理で本国フランスを大きく引き離し、世界一位の最高得点を獲得。
“BENTO"と称される木箱に仕込んだ発熱体に、柚子のエッセンスを含めたお湯をかけ、木箱を開けると湯気が上がるプレゼンテーションや、海苔、紫蘇、レンコン、シイタケなど、日本の食材を使用した独自性で高い評価を得た。「順位はもちろんですが、自分が目指す、フランスの物真似ではなく日本人の自分にしかできないフランス料理が世界に認められたことが嬉しい」とコメント。日本のフランス料理のレベルの高さが認められ、念願の日本人初の表彰台に上った。
 史上初の快挙を成し遂げた、浜田シェフの今後の活躍が楽しみだ。

●星野リゾート ホテルブレストンコート
長野県北佐久郡軽井沢町長倉2144
TEL0267-46-6200 http://www.blestoncourt.com
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