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始まりは2冊の自伝書 塚本数学クラブ
Photo TONY TANIUCHI
高校入試の中でも、一番難しい全国公開模試で全国ベスト100に入る生徒が続出の塾。それが、塚本数学クラブだ。学年の3分の1が全国優秀者に名を連ねる。だが、最初に読まされるのは『古代への情熱―シュリーマン自伝』と『福翁自伝』だった。
 日本で一番レベルが高いと言われる全国公開模試でベスト100に入る生徒が、東京には約40人いる。大阪、兵庫、そして北陸の生徒も名前を連ねるが、やはり東京は人数が多い。
 では、東京でベスト100に入る生徒が23区や都下に平均的に分布しているのかというと、これがかなりの偏りを見せる。大田区のそれもごく一部の地域にだけ、いきなり7~8人のベスト100内の生徒が集中する。その中心にあるのが「塚本数学クラブ」だ。大手学習塾のように、都内各所にあるわけではないが、入塾するためにわざわざ引っ越してくる人がいるほど有名な塾である。
 個性も強い。何せ、中学1年で入塾すると、まず『古代への情熱―シュリーマン自伝』を読まされる。いわゆる勉強ではない。次に読まされるのは『福翁自伝』である。ようやく始まる勉強も変わっていて、戦前の一中、一高では行われ、戦後は姿を消した理詰めの教え方をする。「平行線だとなぜ錯角が等しくなるか」など、完全に理論的な教え方をするのは、日本中で恐らくここだけだろう。教育の大衆化に従って消えた教育を復活させているわけだ。
 もっとも、塚本数学クラブ代表の塚本眞三氏は「たいして変わったことではありません。塾は個性があって当たり前です」と話す。中学1年からの英語、数学、国語、それぞれ4時間ぶっ通しの授業や、いまだに原稿から手作りされる毎週の教材も、たいしたことではないと言う。
塚本数学クラブ代表 塚本眞三(つかもと・しんぞう)
進学塾サピックスの前身T.A.Pで8年、代々木ゼミナール、東進ハイスクールで8年の講師経験を経て、2000年に塚本数学クラブを開校。全国公開模試、特別模試の自作者。これまでに早慶に4000名、開成、武蔵に500名余りの合格者を輩出している。
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