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(左)Cloudy Bay とWineyard (右上)2005年からクラウディー ベイの醸造に参画し、現在は、醸造責任者を務めるティム・ヒースさん。 (右下)クラウディー ベイのブドウ栽培の全てを取り仕切るのは、ブドウ栽培責任者のジム・ホワイトさん。
Cloudy Bay and Great Nature
Text Koko Shinoda
ピュアな水、空気、陽光、豊かな海と山の幸に恵まれた、ニュージーランド南島、マールボロ。ここにワイナリーを構えるクラウディー ベイは毎年、ワインと最高のマリアージュとなる食材を求めフォラージュに挑む。エピキュリアンへの旅の誘いである。
野生動物が自然の中で食料を調達することを意味するフォラージュ。それが近年はラグジュリーな食体験の一環として、食通の間で知られるようになった。豊かな風土に恵まれた大地の食材を自ら探し求める……そして、それをその地のワインに合わせて、名シェフにより食材そのものの魅力を最大限に引き出した料理に仕立てる……ユニークな美食体験ともいえる。
 古代、人々は食料を求めて大陸を移動した。ポリネシアから数千キロを小舟で旅しニュージーランドに達した人々は、その山海の幸の豊かさに魅せられた。中でも現在マールボロと呼ばれる、リアス式の入り組んだ海岸線と小島の点在する海は、海産物の宝庫だった。そして18世紀に、晴天日が多いこの一帯に、クック船長がこの地名をつけたのは、澄んだ青い海に鮮やかに映る雲を見てのことらしい。
 日照時間が長く、昼夜の寒暖の差が激しい気候、爽やかな海風が吹くここに30年ほど前、最初のワイナリーが造られた。クラウディー ベイである。恵まれた風土は、すぐにニュージーランド随一の産地として知られるように。この地には、ソーヴィニヨン ブランに適した水はけのよい土壌のほか、粘土質の重い土壌もあり、ここで良質なピノ ノワールが育てられている。南太平洋とリッチモンド山脈が織り成す豊かなテロワールのもと、自然がもたらす独特の華やかな風味が生み出せるのが特徴。収穫量を厳格に間引きして調整し、ブドウとワイン造りに心血を注ぐスペシャリストらが、伝統の製法を守り、丁寧に完成させた上質なワインだ。国際的なワインのコンクールでも高い評価を受けている。
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