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一口に「5G関連銘柄」と言っても数あるが、あえて筆者は「NEC(6701)」への注目度を高めておきたい。同社は、昨年10月に5G移動通信システム向け基地局の開発、販売で韓国サムスン電子と提携することを明らかにした。そんなNECに関わる新たな話題が、年明け4日の日本経済新聞紙面を賑(にぎ)わした。記事は「海底通信ケーブルで世界大手の同社が、このほど通信速度を3割高める技術を開発した」と伝えた。海底通信ケーブルの世界は、同社と米TEサブコム、フィンランドのノキア子会社の3社が市場シェアの約9割を占めるのだそうで、競合のなかから一歩でも抜きん出ることとなれば、それに伴う収益の伸びは相当なものが期待される。
 実のところ、同社による2019年3月期の業績予想は連結純利益が250億円と、相当に控えめな水準に抑えられているが、市場予想(QUICKコンセンサス)によれば2019年3月期は350億円、2020年3月期は647億円と、かなり強気な見方をする向きも少なくないようである。まさに5G関連の中核銘柄とも言えるだけに、今後の市場での活躍も楽しみだ。
(左)THIS MONTH RECOMMEND より複雑化する問題克服のヒントは?
著者が前著でグローバル資本主義の問題点を指摘してから約10年という歳月が流れたが、その問題点は一向に改善されていない。そればかりか、昨今では資本主義とA(I 人口知能)が結びつくこととなり、一段と問題は増幅されていきかねない状況となっている。本書では、その問題の複雑さに幅広い範囲から斬り込み、つまびらかにすることで問題克服のヒントとなりそうな事柄が提示されている。それにしても、これは相当な難題と言えそうだ。
『「AI資本主義」は人類を救えるか』中谷巌著/NHK出版/886円
(右)たじま・ともたろう 金融・経済全般から戦略的な企業経営、個人の資産形成まで、幅広い範囲を分析、研究。講演会、セミナー、テレビ出演でも活躍。tomotaro-t.jimdo.com
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