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羊の島――焼尻島
札幌から北へ約200キロ、北海道北部の西海岸・羽幌町の沖合いに浮かぶ焼尻島。ここは、右も左も見えるは羊ばかりという光景が広がる、まさに“羊の島”だ。強い風にさらされながら、島の3分の1を占め広々とした牧草地で羊たちが放牧されている。
羊たちの饒舌
Text Junko Chiba
不可思議な羊の正体 Vol.1

ヨーロッパから大陸伝いに中国まで知っていたにもかかわらず、
そこから切り離されている日本では長年、その姿を見たことがなかった羊。
かつての日本人にとっては珍獣である。
家畜としてはかなり優秀だ。
雑草を食べ、それを羊毛や肉、乳に換えて、人間の命をつないでくれる。
それなのに自分たちは、死ぬ寸前まで病気を我慢し、人間に殺されるときすら暴れない。
たいていは集団で行動し、集まって草を食み眠る。
臆病なくせに、一匹であることに気づくと不安から凶暴になる。
その生態もユニークだ。
現代の日本でも奇妙な現象が起きている。それは仔羊肉・ラムの行方。
国内ほとんどの羊肉を生産しているのは北海道であるにもかかわらず、
その肉を日本人はほとんど口にしていない。
羊肉=ジンギスカンというほど北海道では、ソウルフードとして食文化として
根付いているのに、食べられないのもおかしな話である。何とも不可思議だ。
愛らしくて親しみやすい動物であるのに、実は知らないことが多すぎる羊の
存在意義、その正体を探りに、多くの羊たちが暮らす北海道を訪ねた。
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