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(左)各邸宅の構えが大きいため、庭も広々しており、美しい植栽に目を奪われる。春真っ盛りの5月には、大きなツツジがピンクの花をたくさん咲かせていた。
(右)長い壁一面にはうように、見事なバラが咲き誇る。壁よりはるか高い木々も、よく手入れが行き届いている。爽やかな風が吹く丘の上、大山町らしい風景だ。
約束された不変の価値
1927(昭和2)年に小田急線が開通し、そこに沿って加賀前田家の分譲地が造成される。そして1031年には、大山園が山下亀三郎と箱根土地株式会社によって「大山園分譲住宅」として開発された。1940年にはさらに代々木徳川山分譲が開発されている。
 第2次世界大戦時、大山は辛くも爆撃を免れた。これにより、終戦後にはアメリカの駐留軍によって建物の多くが接収されるという歴史もある。大山には広大な洋風建築が集中していたため、将校の住宅として用いられたのだ。
 1950年には、代々木大山公園が開園。1972年、現在の東京メトロ千代田線・代々木上原駅が開設されると、都心へのアクセスと利便性が一段と高められることとなった。1978年には玉川上水が暗渠となり、玉川上水緑道が整備され、大山はほぼ現代の姿を形成した。
 代々木公園や明治神宮を有し、東京23区でトップクラスの緑被率の渋谷区は、都市の洗練と緑の潤いを兼ね備えた地だ。加えて、住宅以外の建築が規制される低層住居専用地域が、都心3区でも極めて多いのが特徴である。中でも北部で平均敷地面積が264㎡と、渋谷区内でも松濤と並んで群を抜いて広大な独立住宅が多いため、将来的にも土地が細分化されずに、受け継がれていくと考えられる。
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