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(上)熟練の職人技術による組子建具の向こうには、明るく現代的な和室が広がる。(左)ベンチに並ぶカラフルな「igusa-monoマカロン400」は、疊福ならではのユニークなアイテム。(右)モダンな印象の寝室には黒の縁なし畳を敷いて、シックで洗練されたイメージを与えている。
同社で扱う畳は、日本古来の技法で製作される「中継ぎ無染土たたみ表」やオーガニックな「農薬不使用無染土たたみ表」など、市場に出回っていない希少価値の高いものが多く、これまでにも有名旅館や高級ホテルなどに採用されてきた。現代的な空間にマッチするモダンな色使いの縁なし畳や襖紙の他、カラフルな畳クッションなどのアイテムも人気だ。このように富裕層に向けて多様な製品を展開する中で、大切にしている思いがある。
 「畳や襖を単に販売する“もの"売りではなく、“こと"売りをしたいと考えています。“こと"とは、どういう空間で誰とどのように過ごしたいのかということ。お客様が望む生活スタイルをうかがったうえで、上質な空間を提案することが仕事だと思っています。疊福が目指すのは、ホテルのような非日常の空間ではなく、ほっとひと息つける飽きのこないくつろぎの和空間です」
 最近では、JR九州のクルーズトレイン「ななつ星in九州」に採用された、福岡県大川市の繊細な組子細工を用いたモダンな和空間を計画ているという。空間を提案する際は顧客との対話を通してニーズをくみ取り、じっくりと具現化していく。そのためには和の素材を知り尽くした提案力に加え、製品づくりを支える職人の技術力が必要となる。
「近年、衰退しつつある畳や襖業界では優れた技術を持った高年齢層の職人が次々と引退しています。全国の畳屋や襖屋の職人には、これまでけ継いできた技術を後世に残すことの大切さを伝えています。自社だけでなく全国各地に職人の技術が残ることで、我々が新しい提案を行ったり、世代を超えて和のすばらしさを広めていくことができるのです」
 2020年に開催される東京オリンピックやドバイ万博に向けて、世界も視野に入れている。業界全体の未来を考えながら日本が誇る新しい和空間を世界へと伝えていく。

●疊福 0120-193-294
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