
チャリティ・ガラ・イブニングでは、12名のミューズたちがそれぞれの写真に署名をし、世界一つだけのポートレイトが誕生した。(左から)ミラ・ジョヴォヴィッチ(エスメラルダ)、マルシア・クロス(マルグリット・ゴーティエ)、エミリー・ブラント(グウェンドレン)、シエナ・ミラー(ナターシャ)。
世界に一つだけのポートレイト
Montblanc Signature for good チャリティ・イニシアチブでは、アメリカ人写真家であるロジャー・モエンクス氏が撮影した12名の女優のポートレイトを今後6ヶ月にわたり世界主要都市で展示・公開、2009年9月8日にロサンゼルスで開催されるチャリティ・オークションに寄付するという。その寄付金はUNICEFが進める識字教育プログラムに充当。UNICEFの児童の読み書き能力向上という活動を2004年から支援しているモンブランのさらなる文化的コミットメントが表れている素晴らしいチャリティ・イニシアティブである。ここで興味深いのが、モエンクス氏が撮影したポートレイトが、世界の著名な文化作品のヒロインとして描かれていることだ。『ノートルダム・ド・パリ』(ヴィクトル・ユーゴー)のエスメラルダ、『椿姫』(アレクサンドル・デュマ)のマルグリット・ゴーティエ、『The importance of being earnest』(オスカー・ワイルド)のグウェンドレン、『戦争と平和』(トルストイ)のナターシャなどがその一例である。