
Photo J. Griffin Stewart
IEA(国際エネルギー機関)は第1次石油危機に際してアメリカ主導で作られた国際的なエネルギー政策に関する諮問機関だ。近年は再生可能エネルギーも視野に入れており、IRENAと目的が重複する部分もある。しかしこのIEAは加盟国をOECD加盟国(実質的に先進国のみ加盟可能)に限っており、主な目的が石油の安定供給となっているのが実状だ。
これに対してIRENAは再生可能エネルギーに特化した機関。途上国も多く加盟していることからIEAとは異なる展開を期待できる。技術大国・日本であれば、途上国も参加が可能なIRENAに参加することで、再生可能エネルギーの技術を広める活動もやりやすくなるはずである。
ドイツといえば古くから「緑の党」が長らく一定の勢力を保っている国。アメリカもオバマ政権によって環境政策がおおいに進展する気配を見せている。そろそろ日本も利権を超えて環境問題に本腰を入れなければ、世界から取り残されてしまうかも知れない。
●国際再生可能エネルギー機関(IRENA)公式サイト(英語)
http://www.irena.org/
これに対してIRENAは再生可能エネルギーに特化した機関。途上国も多く加盟していることからIEAとは異なる展開を期待できる。技術大国・日本であれば、途上国も参加が可能なIRENAに参加することで、再生可能エネルギーの技術を広める活動もやりやすくなるはずである。
ドイツといえば古くから「緑の党」が長らく一定の勢力を保っている国。アメリカもオバマ政権によって環境政策がおおいに進展する気配を見せている。そろそろ日本も利権を超えて環境問題に本腰を入れなければ、世界から取り残されてしまうかも知れない。
●国際再生可能エネルギー機関(IRENA)公式サイト(英語)
http://www.irena.org/