PAGE...||
マンジョット氏が挑んだ、前人未到のアングルの伊勢神宮。奥に構えるのは現在、神が鎮座されている御正宮。手前が“式年遷宮”にて移動する古殿地(こでんち)。


●1st Avenue
TEL03-5457-2534
http://www.1st-avenue.jp/
異教徒ながら熱意で勝ち取った、
伊勢神宮プロジェクト
日本国民の“総氏神"である伊勢神宮。実は、日本の神信仰の頂点に位置する伊勢神宮のPR活動を、マンジョットは式年遷宮のPR活動も引き受けている。
 伊勢神宮を偶然訪れ、ただひたすらに感銘を受けたマンジョット氏。神の鎮座する社殿などを造り替えて移す儀式「式年遷宮」が、20年に一度行われていることを知るが、周囲の人々に聞いても「式年遷宮」を知っている人が圧倒的に少ない事実にも驚いたという。「この儀式を、次の世代にきちんと受け継ぎたい。20年後、100年後、200年後のために伊勢神宮の広告に携わりたい」。その熱意で、日本中の大宮司150名を相手にプレゼンテーションを繰り返し、伊勢神宮式年遷宮広報本部はベディ氏の情熱にほだされ、規制の厳しい伊勢神宮での特別な撮影許可を伊勢神宮から得るまでになった。長い歴史の中で外国人が伊勢神宮の仕事に携わることなど異例中の異例。賛否両論渦巻いたが、2006年、マンジョット氏の「式年遷宮」は幕を開けることになった。それから6年間、「式年遷宮」のポスター撮影からイメージVTRの撮影まで、多岐に渡る仕事をこなしてきたマンジョット氏。その取り組み方も大胆で、彼は、聖地に特殊な25mクレーンを持ち込み、タブーとも言われる神の土地を上から捉える試みも行った。
 「プロフェショナルとは、“半分素人であること"だと思います。知らないからこそ、大胆に表現できることがある。自分が式年遷宮に対して何かできるのかと考えたとき、それは、日本人に新しい伊勢神宮を見せることだったのです」
 現在彼は、式年遷宮と神棚文化の新たな啓発ポスターの撮影に取り組んでいる。マンジョット・ベディ氏のクリエイティビティは、グローバリゼージョンが課題の日本にとって、多くの示唆を与えてくれるだろう。
PAGE...||
LINK
STYLE
相次ぎインドに本格進出する日本企業に注目!
>>2019.9.10 update
STYLE
「アジアの世紀」の投資を考える 田嶋智太郎 経済アナリスト
>>2019.6.7 update
CULTURE
絵画展「インドのシンボル~平和・魂・歓び~」
>>2016.9.7 update
STYLE
森が私たちを支えている 青山佳世
>>2013.10.28 update
STYLE
アデコ―「雇用」を通した社会貢献
>>2009.6.9 update

記事カテゴリー