大地と月のあいだ

エスキスのエグゼクティブ シェフであるリオネル・ベカが、初めて能登を訪れたのは、つい3カ月前のこと。だが、輪島塗の塗師(ぬし)である赤木明登氏から、郷土史...

江戸のアバンギャルドたち

江戸時代に傍流とされていた絵師がいる。今では熱狂的な人気を博している岩佐又兵衛、伊藤若冲(じゃくちゅう)、曽我蕭白(しょうはく)、長沢芦雪(ろせつ)とい...

美しき佐世保―400年続く磁器の産地

秀吉の時代から脈々と受け継がれてきた「三川内焼」は2016年に文化庁日本遺産に認定

持つ人の個性を引き出す白

日本の鞄づくりの中心地として在り続ける豊岡で、その伝統の技術を用いた革新的な鞄ブランドとして2015年に誕生したCREEZAN(クリーザン)。どこまでも「白」にこだ...

持ち主の人生に寄り添う鞄

創業102年のマスミ鞄嚢(ほうのう)は、豊岡鞄の黎明期から製造に携わってきた。日本鞄史上に残る数々の名品を産み出してきた職人技への矜持が、鞄はもちろんのこと...

フランスを纏う墨田区ブランドの靴

東京・向島に根をおろして約半世紀。ヒロカワ製靴渾身の唯一無二のブランド「スコッチグレイン」から、誕生40周年を迎えた今年、記念モデルが登場した。「ベガノ」...

珠玉の鎌倉彫刻が一堂に

快慶晩年の名作が10体そろって寺外初公開!

柔らかな光を演出する

光に着目し、「まぶしさ」を軽減する機能を備えたカーテン

静嘉堂文庫美術館

緑深い丘のてっぺんにあるモダンな造りの洋館は……?

A gift from Meiji

岩﨑彌之助と小彌太が静嘉堂で、明治の美と技の世界をみせる

家康が残した匠の技

徳川家康ゆかりの史跡が数多く残る愛知県岡崎市。数々の伝統産業が発達したこの地では、家康も好んで食したという八丁味噌や、江戸時代から作られ続ける和ろうそく...

日本美のミュージアムホテル

2017年にホテルとしてリブランドしてから1年。創業90周年を迎えるホテル雅叙園東京は、日本美を集結させたミュージアムホテルとして唯一無二の存在感を放っている。...

GREAT IMAGINATION 脳内妖怪ホルモン(2)

「大妖怪展」の特色は、妖怪の本質を美術史的な優品で概観している点である。妖怪画はほとんどが模本のため、これまでは「年代の判明する基準作があって、その様式...

GREAT IMAGINATION 脳内妖怪ホルモン

人知のおよばない現象に遭遇したり、恐怖や不安を強く感じる出来事があったりすると、「あれは妖怪のせいだ」と納得して、胸をなでおろす。あるいは妖怪を神とあが...

性も死も一刻の夢 Eros & Thanatos

正統派なのに、どこかヘン。異端なのにアカデミック。笑える内容なのに超絶に緻密―うまく説明できない、しかし強烈な魅力を宿しているのが河鍋暁斎の作品だ。彼はど...

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